なんとなくモヤモヤした気分は、たまにある。
そんな時には、ランニング。
じっとしているとネガティブな発想が、どんどんネガティブモードを膨らましていくから。
発想を変えるには、体を動かすのがやっぱり一番簡単で効果的。
初めのうちは、モヤモヤモードも引きずりながら、だんだん心拍数上がっていくと、ポジティブモードへといつの間にか変化していて、ランニング終わると、ちょうど真ん中のニュートラルな感じになっている。
カラダが重いなぁと思っても走ると、案外そういう時の方が楽だったりするから、いつも不思議。
先日のパーフェクトダブルレインボー、だったんだけど、興奮しすぎて、手がフルフルしちゃって、消える前にーって焦ってしまいパノラマがずれて、いびつな虹になってしまった。
残念だけど、本当だったから、これ。
この日は、それはそれはすごい雷雨で、それでも歩数を稼ごうと豪雨の中、一つ手前の駅から歩いて、さらに買い物などして、ずぶ濡れになって帰宅。夕方に暗い空の向こうに西陽が差していて、オレンジ色の家々が見えて幻想的だなぁと思って窓のそばにいったら、空が大変なことになっていた。
今までで見た虹の中で一番美しかったかも。空はブルーグレーだったけど。
モノづくりの修行(?)をしていた頃、「俯瞰して見る」ことを根気強く教え込まれ学びましたが、その視点の置き方はヨガと出会うことでより自然となじんできたように思います。
私がアリゾナ州あたりに行ってみたいと思ったのは、もう何年も前で、確か雑誌ブルータスでこの場所の写真を見た時だと思う。コロラド州の支流にある「ホースシューベンド」そして、その特集に一緒にあった「アンテロープキャニオン」。
当時の私には、本当に奥深い感動があって、一生のうちにここに行けるかなぁと、切実に思ったのでした。
いくつのときだったかは、覚えてないけど。
しばらく思いながら、まとまったお休みも必要だし、費用も掛かるだろうから、ある程度の覚悟をして。。。なんて思っていたものの、実際には、仕事と仕事の変わり目に1ヶ月休みがあって、国内の友人を各所訪ねようと計画していたものの、ふと1週間ぽこっとあく時間があって、「今しかない」と思って、瞬く間にあれこれ予約して出発したのでした。
我ながら、あの時は決断が早かった(笑)
私にとって、アメリカ本土という場所に降り立つことが初めてで、なんだかスケールの大きな感じに圧倒されて、ああーひとり旅の独特な感覚が沸き起こってきたなぁという、LAの空港でのシーンを今でも思い出す。