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大吉朋子 ブログDesigns854
日々、何気なく考えていること、大事にしていること、感動の瞬間日記など思うままに書いている大吉日記。
私自身の備忘録のような、新しい発見になるときもあるから、言葉におこすことは大切ですね。
2024.12.01

10歳の私が発見したこと。

10歳の私が発見したこと。大吉朋子

2024年Colla:J コラージ12月号に書いたもの話。
私の人生での大きな発見について。

人は10歳くらいでパーソナリティが確立してくる、というのは母からの教えでもあるけれど
実際に私にとっても10歳というのは、大事な時間だったのだと、
オトナになった今、あらためて思う。

母が心理学の専門学校で講師をしていた時のこと。
あるとき、母が生徒さんたちのレポート答案を採点していた。
人の答案なんて読んではいけないだろうとは思いつつ、
どうしても読んでみたくなり、それらのレポートを読んでもいいか聞いてみたのだ。

母はあっさり「いいわよ」と。

10歳の私にとって、読めない漢字もあるし、字もきれいなものから読めないようなものまでいろいろ。
それでも何枚も読んでいくうちに、ある事柄が書かれていることがわかってきた。

ある事例についての考察が書かれていたのだと思う。
その中でだんだんと気が付き、気になることが出てきた。

私は、「人が人に寄りかかっていて、その寄りかかっているのが寄りかかりすぎていて、それでその人達には何か問題が起こっているんだよね? これは大人の言葉で何て言うの?」と、母に質問した。
そして、母からの回答は、「いぞん、っていうのよね」と、短いものだった。

子どもながらにモヤモヤしていた事がそんなに短い言葉で表現されるのかと、大人の言葉を知った感動があった。
そして、大人の世界では短い言葉に多くの意味が含まれていて、子どもの私の思考の中に広がっていた景色をさらっと諭してもらったような、なんだかひとつオトナになった気分。
頭のどこかがパッと開いたような感覚があった。
そして「いぞん」というのは大きくなると、人に問題を起こすものなのだということを、小学生なりではあったけれどなんとなく理解し腹落ちした。

この言葉との出逢いは、私が「人」について興味を持つきっかけだったと思う。
自分の外側の世界では想像もしないような事柄がたくさんあり、問題が起こるのにはそれ相応の“理由”があるのだと、子どもながらにとてつもなく大きなことを知った感覚だった。

互いに頼り合う関係はごく自然なことのように思う。
ただ良好な関係のためには「いぞん」が大きくなってしまうと難しくなる。
そのためには…と、10歳の私にとって大きな発見をしたものだと、年齢を重ねるごとにそのときの体験がおもしろい記憶となって時々思い出す。

レポートを読んでしまったのは良くなかったと思うけれど、35年以上前の出来事ということで、時効になるかと思っている。

2024.05.05

5 月は落ち着いて整理し、 計画していく時間。

ヨガ数秘学

5月は「4」のエネルギーが流れます。
「4」はニュートラルマインドの数字。
プラスもマイナスも両方を見るマインド、秩序のある世界、慈しみの心を表します。

4月の新年度の賑やかさ、春のウキウキした気持ちからは一転、落ち着いた空気が漂う5月。
浮かれた気持ちは一時を過ぎ、静かに、たんたんと進んでいくイメージです。

「4」は思考する数字。
ものごとを冷静に受け止め、少し引いた目線で考えます。
散らかった発想や考えを順序だてて整理し、論理的に理解し、次の計画へと整えていきます。

冷静で論理的な「4」ではありますが、「考えすぎない」ということは大切なポイント。
考えることにハマってしまうが故の頑固傾向があるのも「4」の性質です。

考えても答えや結果に結びつかないときには、いったんその場を離れ俯瞰してみます。
また、思考が堂々巡りになっていたら、それは「4」の暴走。頭の中だけでは解決できないことかもしれません。頭の中の余白がなくならないように、コップのお水が溢れそうになったら、こぼれる前に別のコップに移す。インプットし過ぎたらアウトプットすること、を意識することで冷静さを取り戻せます。

もしも、他人をジャッジしそうになったら、気持ちも立ち位置も、そこから一歩引いてみる。
感情に任せず、ひと呼吸おいて、少し大きな視点でその状況を眺めてみるのが良い時です。

2024.04.02

自由な思考で楽しんでみる。

ヨガ数秘学

2024年4月は数秘学では「3」の月。

大人になると知恵がつき、知識が増え、守ることや形式、スタイルなどなど、色々なルールや制限を設けるようになります。もちろん、それらの秩序だった世界があるからこそ社会が成り立つことは事実ですが、無意識に「○○すべき」のように、自ら必要以上に制限をかけて、大人ぶることもわりとあるように思います。

そこで、この4月に少し思い出してみたいのは、こどもの(頃の)自由さや柔軟性。
こどもたちの先入観なしの言葉や発想、行動は、善悪なんて二の次三の次、勝手気ままなクリエイティブがいっぱいで、楽しさが溢れています。失敗してもへっちゃら、超ポジティブエネルギーで軽やかに前へ進んでいく感じ、です。

考え事、悩み事、複雑な事など、大人はなぜか難しくすることが好きなもので、エネルギーも重くなりがちです。たまにはこどものように、背負ってる荷物を横に置いて、自由に軽やかにやってみる。それくらいで大人はやっとほんの少し軽くなる、くらいかと思います。
新年度スタートの4月は、意識して軽やかに前向きなエネルギーで過ごしてまいりましょう。

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