Colla:J 愛逢月2022
「アートうごめく大阪」
大阪でのアート三昧。さまざまなアーティストの作品と、今の大阪の様子が、とてもとても興味深い。
また、白井晟一の処女作建築の今、という特集内容がすごい。
建築の素晴らしさはもちろんだけど、その裏側にある物語が、よりいっそう、その人たちへの興味をそそる。
そして、早くも4時限目となった「とっておきの休み時間」
今月は「ヨガ数秘学」についてのご紹介をさせていただきました。
Colla:J コラージ
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7月も20日過ぎたところで、今月のナンバー。
「4」
4は、ニュートラルマインドの数字。
実は一番好きな数字でもある。
中庸、秩序、ルール、計画、四角い箱、などを表す数字だけど
思考を整理するということにピッタリなエネルギーでもある。
ニュートラルな状態を保つには、理路整然という状態が欠かせない。
ごちゃごちゃ、カオスの状態では真ん中も見えないし、混乱が混乱を招くような感じ。
ごっちゃにある世界を、俯瞰して眺めて、平たくならすようなイメージがぴったり。
良い悪い、正解不正解をつけず、ジャッジしないというのも大切。
なんでも決めてかかったり、白黒はっきり、みたいなことがあるけれど
今月は、グレー(に見える)感じでOKなのだ。
他方、「4」のバランスが崩れると、偏ったルールで物事をジャッジしたり
一方的な視点での考え方でいっぱいになったり
そもそも頭が考え事でいっぱいになったり。
四角い箱がぎゅうぎゅうになって、大きいものも小さい箱となってしまう。
きめつけない、という意識が大事だろうか。
残りの7月、
少し進みがゆっくりでも
その先につながることのために、
じっくり整理整頓、俯瞰して眺めて考える時間を大事にしたいもの。
6月終わり、もーれつな酷暑の日。
出かけた先は庭園美術館。
楽しみにしていた蜷川実花さんの展覧会「蜷川実花 瞬く光の庭」を拝見した。
とにもかくにも異次元の暑さに、
異次元空間体験というコントラストの強い日だった。
隅々まで、じっくり拝見したけれども、とにかく素晴らしかった。
華やかな世界はもちろんだけど、これまでの蜷川実花さんの作品とは何か違うものを感じて、本当に、その謙虚で儚い瞬間に吸い込まれるようで、これまでの作品以上に好きな世界だった。
インタビューで語られているお話で、とても腑に落ちた。
涙が込み上げてくる作品がいくつもあった。
形のない世界に形を感じたり、そこにある世界と写真家との間に流れる空気を肌で感じることができ、実に感動の時間を過ごすことができた。
旧朝香宮邸の美しい空間とのコラボレーションがまた素晴らしく。
空間の素晴らしさと、作品のエネルギーの高さを、より感じられるものだった。
夕方でも干上がるのではと思う熱風漂う日の熱い記録。
庭園を散策したかったけど、暑さに負けて帰路へ。
暑さのしんどさはあったけど、ゆったりと作品を見ることができたことはラッキーだった。
ほんとに素晴らしい時間だった。