「ヨガ数秘学」は、生年月日からその人の今、未来、過去、強み、弱み、エネルギーの流れなどを読み解いていくユニークなシステムですが、そのほかにも、毎月お届けしている「月」ごとのエネルギーや、毎日のエネルギーもそれぞれにあります。もちろん、その1年を表す数字のエネルギーもあります。
毎年「10月」は、ヨガ数秘学では特別な月と捉えます。翌年のエネルギーを反映する鏡のような時期といえる時間で、師匠のタイラーは「10月1日にどう感じたかを忘れないで!」などと言うくらいです。
10月は、さまざまなことや、今の自分により意識的になってみることをおすすめします。10月を通して、上手くいっていることはそのまま継続し、上手くいかなかったことは修正する、という考え方がヨガ数秘学のルールとしてあります。10月を終えた時、来年のエネルギーのゴールが見えているようだとGOODなのです。
数字というのは面白く、現実的にはひとつひとつの事柄に数字が付いてまわっているわけではありませんが、あらためてその時の流れや雰囲気や自分の行動を眺めてみると、その時の数字の要素にリンクしていることに気がつきます。
一年のエネルギー(グローバルイヤーナンバー/パーソナルイヤーナンバー)は、1月1日に突然切り替わるのではなく、毎年10月から2月頃にかけて徐々にシフトしていきます。2022年は「6」の年で、2023年は「7」の年となります。
「7」はコミュニケーション、発信、内省を表す数字。2022年、心に溢れたさまざまな思いを、2023年は言葉や音によって世界に向けて発信していく、そんなエネルギーが流れる時間となっていきます。
10月の自分はどんな感じであるのかを、じっくり眺めてみて、2023年のエネルギーを感じる時間。
9月がもう10日すぎようとしている。
毎年、夏はさまざまな美術展が、より活況のような印象があるものの、今年はあまり足を運べていない。
そんな気持ちの中、ジャブを受けたような感じ。
新宿伊勢丹で、ジャン・プルーヴェの展示に出会う。たまたま通りかかって目にして、心躍った。
(東京都現代美術館との兼ね合いもあるものだったのか)
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高校から大学生の頃、たくさんのものことを見ていた中で、
そのデザインの世界観に大きく憧れたのが「ジャン・プルーヴェ」
学校の椅子のような、懐かしいような雰囲気とモダンが入り混じっているような世界に、
何か強いあこがれを持って、いつも写真を眺めていた記憶がある。
椅子デザインの世界にも強く憧れ、デザインの世界に対しても、勝手に熱が高まった。
派手な感じでもなく、ポップで、見たら忘れられない。
建築と椅子が同じ世界にあるものだということにも憧れた。
(その当時の授業では、なんとなくいろいろなものが別個に扱われていたような印象を持っていた)
無駄のないデザインで、絶対的な存在感がある。
無骨な感じもするし、とても可愛げもある。
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ふとすると、今の世界で一生懸命になりすぎて、
原点にある純粋な「憧れ」みたいなものが薄らいでいることを感じる。
そろそろ、その感覚を復活させないと、つまらない大人になってしまいそうだ。
そんな備忘録。
Colla:J コラージ8月号
大阪の藤田美術館が紹介され、お茶の世界とともに、魅力的な日本文化を味わえる内容で
今月号も見ごたえたっぷりです。
大阪をゆっくり訪ねてみたくなります。
8月号の「とっておきの休み時間」は、ヨガについて。
私とヨガとの出会い、ヨガとの出会いでもたらされたことを、少し綴っています。
https://collaj.jp/data/magazine/2022-08/index.html