toggle
大吉朋子 ブログDesigns854
2023.06.30

体は無意識に反応し自分を守ってる。(回顧録)

今月、久しぶりに急性胃炎でダウンしたわけだけど、
病院にかかってないものの、数年前にひどい胃炎を経験したときの感覚から
体感的に、それが何かわかった。体は本当に自分の意識の外側でコントロールしようとしているんだとあらためて思う。

初めて認識した胃炎は、32歳くらいの時。
前日の夜もまったくいつもと変わらず、元気に仕事して帰宅していた。

ところが朝、起きようという時間前から、具合が悪くて目が覚めつつ、とにかく具合が悪い。
気持ち悪いのか、なんなのか、体の真ん中からエネルギーが吸い取られるみたいに、ぐったりしていた。

それでも、どうしても行かないといけない仕事があって、ふらふらになりながらも着替え準備し、出かけた。
しかも当時は車出勤。時間が経過するにつれ、全身の感覚がなくなって、硬直してきて、ハンドルを握る手も固まってきて
最後は顔もかたまって動かせない。まったく理解不能な状況が起こっていた。

会社に着いた頃には、もう顔は動かせないし、体が動いているのかなんなのかわからない。
それでも、朝の業務をやらないと、というおかしな責任感で出向いたものの、
私のその様子を見て、周囲は一瞬で察して、私はそのまま椅子に座り、仕事を休むことにしてぐったりした。

今でも忘れないあの日。
隣のクリニックがその日はお休みで、どうにも動けないから、いよいよ救急車か、とも思いながら
私のおかしな性格は、うちに帰ろうとして、意識朦朧としたまま車を運転してかえった。
帰路、運転席から見える景色はほぼハンドルだけで、危険極めていたのはその通りなものの、ご迷惑をかけることもなく無事に帰宅を果たした。
すぐに近所の医者にいったものの、運悪くひどい診察で、何も意味をなさなかった。

その後、数日、食べることはできないまま、ふらふらしながら、一応出勤して過ごした。
この時の記憶は、5日間何も食べることができなかった、ということだけ。

そんな、体験があるから、胃に異常が起きたときの全身に及ぶ感覚だけでは、なんとなく想像できる。
毎回起こることは違うけど、胃から何かが起きていることだけはわかる。

・・・・

32歳の時は、後から思うと、無意識にも心理的にものすごくものすごくストレスがかかっていた。
しかも、恐怖とかでなく、いい人でいようという、自分へ角なプレッシャーが自分を限界に追い込んだ。

そこから数年は、あまり学んでいなかったように思うけれど
自分の奥底にある性質を正面から理解しておくことは実に大切。
「自己理解」
難しいことだけど、向き合わない限り進むものではないこと。

私にとっての、体調異変の大きな出来事その➀の記録。

Other Diary