2025.04.14
不快な気持ちがあることを受け入れる
喜ばしい気持ちもあれば、不快な気持ちもある。
何かや誰かに対して、イヤな感情をもつこと自体まで悪みたいに思いがちだけど、
生きている中で常に平常心で誰にも何にも偏った感情を持たないなんてことはない。
その時に、自分の中に沸きあがった感情をどう消化するか、受け入れるのかで、その先の行方が変わる。そして、それを表出させるのか、自分の中でもうひと段階咀嚼するのかによって、さらにその出来事の解像度が上がる。
「いい人」と設定されている人は、おそらく、その人の中ではたくさんの葛藤があって、さまざまな思いが沸き起こっている。ただ、それを表に出す時には相当ふるいにかけて、そのわずかなエッセンスだけを抽出して表出させているにすぎないと思われる。
時に「いい人」は弱い立場に置かれることもあるかもしれないが、実は本質的な部分を深く理解し事に向き合っている側で、その瞬間は弱者側の設定になろうとも、時間の経過とともに、立場は逆転する。
自分の中にある嫌悪感や違和感は、大切にしてよく、その情感が表れるからこそ、自己理解も深まる。深めるきっかけになる。
考えて言葉を発する人でありたい。
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