2022.08.16
自分の目のレンズを変えるには
自然の中に身をおくことで変化せざるを得ないのは、五感。
ふだんも、都会に住んでいるわけではないから、それなりに、五感を養う工夫をしているようには思うものの、
いざ、夜は外灯はなく、星か月の明るさを感じるような場所に身を置くと、
暗いなりに見えるもの、感じるものにセンサーが働きだし、
なんとかそこで見よう感じようと努める。
大自然と言うと大きなものを想像してしまうのだけど、
その中で人が心地良いと感じるものは、実は繊細なサイズ感だったりする。
いつもの目で見ていてはそのサイズ感が発見できない。
自然とともに慣らした視点で見ないと、目の前にあっても見つからない。
こうしたい、というイメージがあって、それを見つけることも、
簡単なようでむずかしい。というか、目が変化してくれたら、簡単にみつかるんだけど。
自分が思っているよりもっと繊細な感覚を、忘れてはいけないんだと実感した。
人の目なんて、見ているようで見ていない。
そんなことを体験している山の家生活。
写真は、TOSHIHIRO KOZUMA の作品。
すべてがミニマムな、細胞レベルの描写。
すべての作品が違う次元にあるののように感じる。
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